chiemitabi

大いなる懐にて抱かれし、真我の道を歩む成りけり

越後瞽女唄へと

小さい時分から、新潟から来られて「いた」方々の存在を
耳にする、して「いた」ことが在ります。

越後の瞽女様のことを、知りましたのは、小林ハルさんの
存在を知った「とき」でしたでしょうか。
わたしが知りましたのは、山形への旅をすでにされて「いない」
退かれていた「とき」で在りました。その唄の声を聴いた「とき」

なんとも、言葉できない、言葉のしようがない、
表現ができない、いぶりと、うなりと、
音の世界を感じたのも、この「とき」でしたでしょうか。
ただ、ただ、息をのむ、ひそむ姿で自身を観て「いた」でしょうか

 

その小林ハルさんの最後のお弟子さんで在ります萱森直子さん、
そのお弟子さんの小関敦子さんの瞽女唄を
聴かせて「いただく」機会を頂だいいたしました。

 

第一声の「音」を耳にさせていただいた瞬間(とき)の
響きの感動と、これからのわたしに、なかに、なかへと
振動と響きとを「いただいて」おり、なんらかの動きが(笑)微動多に(笑)
振るいおとされ、振るいおとし(笑)自身のなかに生じておりました。

 

会場になりました土礼味庵さんの片倉さまのお話のなかに
13年前から、なさっており、そして、この土礼味庵の名は、音楽の
ドレミではなく、「土(つち)」に感謝の意味をこめて
名づけられたことを、お聞きいたしておりました。

 

その土礼味庵さんで、この4月「瞽女GOZE」2020年公開の撮影が
なされていた「ところ」でもあり、

 

タイムスリップしたかのように、いまにも、
新潟から山形へと
峠の道を歩いてござる、ように、いまにも、姿と音が
見えてきそうな、見せていただいて「いる」ような
音と唄が、いまにも聞こえてきそうな、
聞かせていただいて「いる」ような

「とき」をも、辺りからも感じさせていただいておりました。

 

そして、小林ハルさんが萱森さんに、山形への旅は
いい旅ということを、残して「いただいて」いたことを
お聞きした「とき」に、こうした、その当時から見ますれば、
未来のわたしたちに
息づいて「ゆく」こと。息吹いて「ゆく」ことの
存在も教えていただいております。

 

あらゆるところへ深く感謝申し上げます。

 

 

 

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